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2012年9月25日火曜日

ラーメン食べ歩き・番外編 その2(とりの助)


今回はたまたまカミさんとデート(?)していて、お昼に立ち寄った店、東広島市西条の

「京都らーめんとりの助」へ。


正確には「京都ラーメン鳥の助 西条寺家店」(←とりの助ホムペにジャンプ)という名称だそうです。



勿論、尾道のラーメンじゃあないですし、東広島にあるけど「京都ラーメン」ですし…チェーン店ですしですし。今回は番外編ということでブログへ上げさせて頂きます。



早速店内にはいるとでで~ん♪と「みつを」みたいな書体で味へのこだわりが刻印された板が。


…(;・∀・)


京都なのか桜島なのか東広島なのか「みつを」なのか「みつを」じゃないのか…興味がそそられます。


ちょいと改造してみました♪



なんとっ( ゚д゚)ハッ!
東広島店だけの特別スープもあるようです。


なんでもありかよっ(*´∀`)ノ




店内は小奇麗で、テーブル席がメインでカウンター席もあり天井高めでいぶした竹の組物が吊ってあります。


メニューにもやたらコラーゲンってうたってあるし、女性をターゲットにしたお店って感じです。


で、カミさんとテーブル席に向い合って座りヾ(*´∀`*)ノキャッキャ 僕は
「濃厚鶏白湯(パイタン)スープのチャーシュー麺,玉子のせ」
をオーダー。



…空目した人がいらっしゃるかもしれないので、もう一度書いておきますが「パイタン」スープだからねッヽ(`Д´)ノ

「パ」じゃなくて「タ」だからね。ちゃんと…ちゃんと生えてるんだからねっ…グヘヘ♪



で、このお店のサービスとして「お漬物取放題♪」


(*´ω`*)強引に京都と絡めてきますな~。しかし有難い。

山盛り盛っちゃいました。



程なくして

「はいチャーシュー麺おまたせしました~♪」



早いっ♪オーダーして5分程度でしょうか。
おおぅ。綺麗にまとまってんな~(・∀・)
糸唐辛子、水菜とかまでのっかって、見た目美しいです。


では、ここからはまじめにラーメンレビューを



まず驚いたのは「チャーシュー」が豚ではないっ!!
いや…ゴメンナサイ。メニュー見てオーダーする時点で知ってましたが^^;
笠岡ラーメンも「鶏チャーシュー」ですが、あっちは煮込み系、これはボイル鶏を炙った感じでしょうか。
白いスープに黒いマー油(正しくは焦がしニンニク油。中国で麻油といえばごま油のことです…これマメな。)も見た目の美しさを演出していると思います。



そして香り。
濃い目な鶏スープの香りに強過ぎない焦がしニンニクの香りが混ざって、食欲をそそります(^O^)
ただ、若干かん水のニオイも感じることができます。麺はあまり期待できないかもですね(^_^;)



スープを一口。

「旨っ!濃いっ!」


濃厚な鶏スープはドロッとしており、なるほど宣伝文句に違わない「鶏の旨み」がしっかり凝縮されたスープ。


しかし…2口、3口と飲み進めるうちに違和感が。

間違い無いです。これは「天下一品」作戦です。
スープの濃さというかトロッと感を出すために粉系の何か…おそらく片栗粉が混入されてますね。


独自の感覚?なのでブログで書いて共感を得れるかどうかわかりませんが、この手のスープは喉の奥で「塩辛さ」を感じます。おそらく片栗でトロミをつけたスープが口腔内で唾液とまざりトロミ感を失う…理科チックに書けば「炭水化物が唾液により分解される」せいだと僕は思ってます。ええ、根拠はありませんが(爆)



兎に角、高級中華である「鶏を瓶で何日も煮込んだスープ」…肝心の料理名は忘れましたが。(;´Д`) これとは全くトロミの舌触り、喉越しが違います。



いや、ここまで熱く語りましたが、決して「不味い」ってわけではないです。トロッとの演出だと思って見ればイカサマっぽく思えますが、これが麺とスープを絡めるための工夫だと思えば、これもまた有りかなと思えます。



そして麺。


いつも麺の撮影に苦労するんですよね~(^_^;)
右手に箸で麺を持ち上げて撮影しているんだけど、スマフォのシヤッターボタンも向かって右側にあるので、いつも「ジョジョ立ち上半身だけバージョン」みたいな無理やりな格好での撮影になるので、店の人やら他の客やらに変な目で見られるんですよね(;´Д`)



でも♪今日は助手(カミさん)がいるので手伝ってもらって余裕で撮影…


…なんというか…持ち上げ方が下手くそです…orz



しかし「ありがとね~(*´∀`)」って言いながら駄目だしせずに撮影。夫婦円満のコツってこういうことですよね~??



太めのキレイなストレート麺です。乾麺かな?ってくらいにまっすぐ♪
やはりかん水のニオイが鼻につきますね。それを除けば腰があってツルツルで良い麺だと思います。


そしてチャーシュー(鶏)



これは柔らかく鶏の味もしっかりしてて美味しいです(^O^)
これだけおかずに御飯を食べれそうな感じです♪



ラーメン全体としてみた時に,見た目の美しさ,スープのインパクト,一口目の旨み,チャーシュー(鶏)の質といい「美味しいラーメン」であることには間違いなく。スープも最後まで頂きました。


僕はラーメンに関して厳しい目線で見るからですが、カミさんにしてみれば今回の「とりの助」さん
「私は好きかも♪」っておっしゃられてました。まぁ好みなんて人それぞれですからね、僕の言ってること100%鵜呑みにしちゃだめですよ(*´∀`)ノ



そして二人共ラーメンを食べ終わったので席を立とうとしたところ
「あれ?これは食べないの??」


おおぅ…(´;ω;`)


お漬物を盛ってラーメンがすぐに来たので忘れておったわい。
大量に持ったお漬物をスープで塩辛くなった喉奥に一気に掻き込んでお店をあとにしました。

ごちそうさまでした♪

2012年9月18日火曜日

ラーメン食べ歩き その8(味平)


今回は家族で「味平」に行ってきましたよ(*´∀`)


…が,いきなり「味平」ラーメンレビューに移るのも無粋かと思いますんで、いつもの如く、そこに至るまでのプロセスもお楽しみください。




この日は…ていうか前日の夜から妻が「明日はええじゃん尾道に行きます。」というお楽しみ計画をブチ上げられたので、休日にもかかわらず珍しく早起き。



このええじゃん尾道…正確には「JA農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店」というらしいのです。


ここは9時OPENなのですが、10時頃に行ったらもう商品によっては品切れになってるんですよ(^_^;)


価格も野菜の規格外商品等はお得な感じですし、何より鮮度がとてもイイです(・∀・)早くに売り切れるはずです。


僕からのおすすめ商品は、割愛しときます。無駄に競争率を上げたくないですからね♪



そしてこのお店の老人率の高さといったらもうwww



周りが魔女や村長だらけのワンダーランドです。ディズニーランドの一角にあれば

「精巧にできた魔女だな…おっ、こっちからはガニマタの仙人が買いもしねーのに、野菜を陳列棚から持ち上げては裏側を確認して、また陳列棚に置きながら歩いてきたっ!」

って思われる方もいるでしょうし、USJの一角にあれば

「3D映像の技術もここまで来たかっ!」

と涙される人があるかもしれません。



そんなだからか、ウチの坊ちゃんここへ連れてくるとテンションダダ上がりで、放つと「きゃーきゃー♪」言いながら爺さん婆さんのO脚を抜けて走り回り、鮮魚コーナーへ一直線です。




…アトラクションに興味ないんかいっ(爆)



ウチの坊ちゃん、最近お魚に興味深々で魚図鑑を離しませんし、この日もよく肥えた鯛のお腹をつんつんしながら「食べる?こわい?」と見ず知らずの魔女や村長に笑顔で話しかけております。

将来、魚の形をした帽子を被って「ぎょぎょ~っ♪」とか言う無駄にテンションの高い大人にならないか心配です(;´Д`)




さてさて、また前置きが長くなってしまったのですが、出かけたついでに家族で外食して帰ることに。
当初、割りとここから近くにある「萬来軒」をレビューしようと意気込んでいたのですが、いざ行ってみると「定休日」の看板が…orz



僕はそういうパターンが多いです(^_^;)



他に家族で入れて(できれば座敷があって)そこそこ評判の良いところってことで、ええじゃん尾道からだいぶ距離はありますが「味平」でお昼を食べることに。


ここのお店はファミリーでの来店を考えてあるんでしょうね。カウンターも有るにはありますが、テーブル席、座敷のほうがメインな感じで、いつもならコミック探訪!ってヤルのですが、本棚には子供向けの「はたらく車」やら「鉄道の本」やら「絵本」等がずらっと。こういうお店有難いです♪


とりあえず僕はいつものごとく「チャーシュー麺」をオーダー。
そして子供と本を見に本棚へ…( ゚д゚)ハッ!

本宮ひろ志ベストセレクション「俺の空」「銀の男」があるじゃないかっ!

…しかしこれを席に持ち帰って読んでると大顰蹙なんだろうなぁ( ;∀;)

…まだラーメンを味わってもないのに「I shall return.」と涙ながらに呟いた僕でした。



程なくしてチャーシュー麺の登場
「でで~ん♪」


待ち時間10分程度でしょうか(*´∀`)


ではここからはまじめにレビューします。



まずは見た目。
ネギの量に思わず口元が緩んじゃいます(^O^)
スープの色は濃い目の茶褐色。背脂あるけど控えめ,薄切りのチャーシューが4枚程。油膜は無くは無いけど多くはないですね。


香り。
こういうことですよ~(*´∀`)
一発目に感じるのは醤油の香りですが,嫌味になるほど強くなくちゃんと魚介ダシの香りも残ってます。生臭さじゃないですよ(^_^;)食欲をそそる香りです♪

では頂きます♪
スープを一口。。。。。うまいっ(ノ´∀`*)


香りとは逆で先に主張するのは魚介ダシ…といっても魚臭さは全くなく、エビ系の味?シーフードカレーのお出汁にも合うような感じです。醤油系はきちんと角のとれた嫌味のない味。スープ全体としてはバランスの良い旨みを感じる事のできるスープです。塩分が強すぎず甘みもあるので、好みに応じてテーブル胡椒等で調整することも可能。



麺は細~中麺の縮れ系。

僕は鈍感早食い系なので気になりませんが、猫舌の妻は「のびちゃう」と評価されてました。伸びる伸びないは別として、このスープで太めの平打ちだったらもっと食べごたえのある良いラーメンになるんだろうな。と思いました。

チャーシューは先述した通り薄切り。
柔らかく、美味しいスープがしっかり染み渡っており、久々の当たりチャーシューでした。


そしてこれも久々、お汁も最後までいただきました(*´ω`*)


ここ「味平」はお土産用ラーメンの販売もされているのですねぇ…いつかこれも購入し、店で喰うラーメンとの比較レビューもしてみたいと思います。

そしてもう一度言っときます。

「I shall return.」

ええ、本宮ひろ志ベストセレクションを読むためにっ!!

2012年9月15日土曜日

ラーメン食べ歩き その7(喰海)


今回は海岸通りにある小奇麗なお店「喰海」に行ってきましたよ。



当初は塩ラーメン?が有名な行列のできるラーメン店に、並ぶことを覚悟で出向いたのですが「臨時休業」の張り紙。



すぐに他店へと考えたのですが、並ぶ事を覚悟していたため、まだ時間が早いんですよね(10時30分) ラーメン店の開店までに30分程なのですが、喫茶店に入り時間をつぶすには中途半端。



なので、路地にある「チャイサロンドラゴン」へ。



ココの尾道発の「尾道チャイダー」。ソーダのお茶割りです…尾道チャイダーのことは知ってましたが、僕はソーダのお茶割りってのにいい思い出(美味しい思い出)がないので注文したことはないです。…ゴメンナサイ、チャイサロンドラゴンさん。


悪いのは昔ペプシから発売されていた炭酸紅茶「JAZZ IN」です。もひとつ悪いのは「ジャワティー」を買ってきていただくようお願いしたにもかかわらず、間違えて「JAZZ IN」を買ってきた同級生のA君。そして、それに気付かず飲んだ僕です。


一口「JAZZ IN」を飲んで、探偵物語のオープニングで松田優作さんが自作エスプレッソを噴いてる並に噴射したあの頃が、僕のピークだったと思います(*´∀`)




ここチャイサロンドラゴンさんで「ココナッツミルク」をオーダー。素敵なオネイサンがココナッツミルクを作ってくれて、それだけで来て良かった~♪ってなります。



海岸通りで海風を感じながらココナッツミルクを飲み、時間を潰すことに。我ながら絵になるな~と思います。

【尾道水道と私】


そして11時の開店と同時に「喰海へ。



ここのお店、ラーメン店としては珍しい青色の看板(大抵赤か黄色)なのですが、その外観が、海辺でココナッツミルクを飲む僕とどっこいどっこいくらいに尾道水道の景色とマッチしており、以前から気になっていたお店です。



店内も綺麗で、なにより素敵だな~と思ったのが「尾道水道を見ながら食事できるカウンター席」。


有名人も多く来られているようで、店内にはセクシャルバイオレットNo.1のサインはじめ多くのサイン色紙が飾られています。




現在の時間は開店まもなくで客が少ないためか、おばちゃんが1人で店番されてます。早速「チャーシュー麺」をオーダー。




厨房でおばちゃんが慣れた手つきで僕のチャーシュー麺を組み立てていきます。




そこへ奥から大将らしき人物がこっちをチラ見しながら出てきて、おばちゃんの横に立ったかと思うと何かおばちゃんに話しかけ、おばちゃんがそれに答え、大将がまたこちらをチラ見しながら奥へ引っ込まれる。


…………そういうのすっごく気になるんですけど(´・ω・`)


なので予想します。


大将がおばちゃんの横に立ち


大将:「ちょっとぉ…息するたびに鼻のあたりがモソモソしてるんだけど…調子悪いのかも知れん。ちょっと病院へ行って…」


おばちゃん:「右の鼻の穴から鼻毛がわっさーでてる。」


大将:「チョwwwwwwwww切ってくるwwwwwwwwwwww」


って会話と、奥でにやけながら鼻毛切りハサミでチョキチョキやっている大将を想像していると




「チャーシュー麺おまたせしました~♪」



と。結局鼻毛を切った大将まではは見ることができませんでしたが、ここからはまじめにラーメンレビューを

うわはぁ~っ(*´∀`)大きいチャーシューですねぇ♪

しかも半熟玉子まで乗っかっちゃって。ネギもしっかり乗っかっちゃって、「すごく美味しそうなラーメン」です。




では香りを。



…………うへぁ(;´Д`)クセェ。



動物系の油のニオイ…前にどこかで「獣臭い」と表現したことがありましたが…そういう系。使いふるした油のニオイとでも言いましょうか。ニオイの原因が背脂なのか、動物系のダシも使ってるのか、はたまた古い油を使ってるのかわかりませんが。こういう系のラーメンを食べると、その日、翌日と体臭から油のニオイがするようになっちゃうんですよね。


まぁ「野性的なニオイ♪ジュン、ジュワ~~~っ♪」って女性もいるかも…だとしたら、僕は「何杯でも食ってやるぜっ!!」ってなるんですが。


麺は細~中のストレート麺、やや縮れ。
箸で持ち上げた時の重さ、ハリ、滑りから「美味しい麺」であることが予想されます(*´ω`*)


スープを一口…これはかなり…


しょっぱい( ;∀;)


先程飲んだココナッツミルクとの相性が悪いんでしょうか?



あとあと塩分が残ってくるスープってのはよくありますが、一口目からしょっぱいのも珍しいです。魚介ダシは魚介ダシなんでしょうが「干物のタラ」っぽい感じ。塩分がそう思わせているのか、それともダシをとった魚介から出る塩分なのかわかりません。あと醤油の風味ですが、これは塩分でぶっ飛んじゃってます。動物系のダシも使っているのでしょうが…これも香りだけのこして塩分で吹き飛んじゃってます(´;ω;`)



麺はやはり思った通りちょうどいいツルツル感とハリなのですが…噛むと小麦っぽさとかん水の独特のニオイもあります…ムラがある感じ?自家製麺でしょうか??


チャーシューは食感良。しかし、しょっぱさが邪魔をして味まではよくわかりません。



これだけしょっぱいとニオイを誤魔化す必殺技、テーブル胡椒さんにも頼ることができず、シャキシャキのネギが唯一の救いでした。



結局スープを最後まで飲むこともできず、あんまり油臭くもならなかったのですが。退店後も喉が乾くやら、唇が海水浴のあとのシワシワした感じになるやら…どうやらココナッツミルクのせいだけでは無さそうです。

というわけで、喉と唇を潤すため「Coffee Shop Los」


ええ…写真は前回の使い回しです(´・ω・`)
落書き撮影はNGでした。



あと関係ないですが「喫茶よたろう」の看板。


普通にボリューム満点より、ボリューウム感がありますね。素敵です(*´ω`*)




2012年9月10日月曜日

ラーメン食べ歩き その6(みやちそば)

いってきましたよ♪

老舗の名店「みやちそば」へ。



しかし、到着時間が少し早く、まだ10時30分。
ここ…ってか大抵の飲食店は開店が11時なんですよね(・・;



というわけで、少々商店街を散策♪



おっ(*´∀`)いましたねぇ~♪


尾道といえば「猫」ちゃんですよね。
この写真の猫ちゃんは観光客なれしてるのか、カメラを向けても逃げるでもなく、目を開けるでもなく…(;´Д`)



目を閉じている姿も美人さんなのですが、やはり目を開けた姿がみたいです。なので…




目を開けた感じにチューンナップ♪



うん…あんまりかわいくねぇなぁ。あんたぁ~目ぇ閉じてたほうが美人だぁ
( ゚Д゚)y─┛~~


おっ、あっちに


オバQですよ、オバケのQ太郎


しかし年期入ってますね~(*´∀`) いい意味でここの商店街が「昭和」の匂いがぷんぷんしますね。



最近ラーメンばっかし食べてるし、お腹のお肉も気になるので、このオバQに「ジョーバ」的な効果を期待して乗ろうと思ったのですが…


動かんのかいっヽ(`Д´)ノ



動かねーのになんでわざわざマッキーで「10エン」って書いてあるんだよ。これじゃあただの募金箱か、座り心地のわるい有料椅子じゃねーかっ!
ってブツブツ言いながら10エン入れてオバQに座わっていると、気がつきゃ11時。



おおぅっ、そーいやラーメンレビューしにこの商店街へ来てたんだ。急いで「みやちそば」へ引き返します。




前フリが長くなったのですが、真面目にレビュー。




まず店に入って、まぁ想像はしてたのですが「狭い」です。全てカウンター席でカウンターの配置が独特で面白いです。カウンターの向こうが厨房という作りではなく、狭い店舗ならではの工夫でしょう。7席、3席、3席のすべての客が壁を向いて食べるようになってます。



で3席の一番奥(商店街側)に座り注文を…。
ここはラーメンという表記はされていないのですね~「中華そば」です。で、チャーシュー麺は「中華そば」と組み合わせた時の語呂の悪さからか、メニューにございません。



うむ…ではノーマルの中華そばを頼もうと………!!!!!

なにっ!?「天ぷら中華そば」となっ!?

…なんでラーメンに天ぷら入れちゃったんだよぅ(´;ω;`)


と思いつつも興味は深々と。思わず「天ぷら中華そば」をオーダーしちゃいました。

程なくして


「はい、天ぷら中華~。熱いので気をつけてね~♪」


おばちゃん親切だな~(*´∀`)なかなかそこまで言わないよ~これが人気の理由なのかな~、とか思いながら匂いを嗅ぐ。…いや、「中華そば」の匂いをですよ?けっしておばちゃんの匂いを嗅ぐために追いかけたわけじゃないんだからねっ。



魚介…ってか昆布の匂い?醤油の匂いはほとんどなく、お出汁のおそらく魚介+昆布の匂いが香り立ちます。



で見た目ですが…乗っかっちゃってます「天ぷら」さん。小エビのかき揚げさんです。
スープの色は薄い茶褐色。かなり透明度が高いです。そして喜びのネギ多め。定番の背脂はまったくありませんね。



麺はストレート麺で中~細目。持ち上げた感じでハリを感じることができるいい麺です。


では頂きます(*´∀`)人

かなりあっさりしてんだろうな~と予想しながらスープを一口…

「熱ちぃっ`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!!!!!!!!」


いや、ビックリするくらいスープが熱いです(;´Д`)おばちゃんが「気をつけて」と言ったのはこういうことだったのか~。
しかし、熱いことは僕的にはマイナス要素ではないです。お店の人の「おいしく味わってほしい」という思いの表れかと。
…回転率を上げるために、わざとスープの温度落としてる店もありますからね。



味ですが、やはりあっさり。というか「美味い!!!!」
ここまでのレビューを読んでくれてたら、感のいいひとなら「うどん」の汁っぽいのかな~とか思ってるかもしれません。



かな~り「うどんのお出汁」っぽいですが、それだけではなく、鶏がらの上質な油と出汁も味の奥に感じることができますよ~。このスープは目からウロコでした(*´∀`)
なるほど「天ぷら」が合いますよ♪



麺にもやや細めながらしっかりとコシがあり、食べごたえありますね~。


チャーシューは分厚く切ってあり、少々固め…ってか筋張ってる感じかなぁ。もう少し薄く切って提供してもいいかなと思います。


全体的に見て、凄くインパクトがあるわけではないですが、昔懐かしい感じがする
「昭和の中華そば」って感じでした♪ 尾道のノスタルジックな空気感によく合ってると思います。



少し気になったところとして、このスープなら飲めるだろうとごくごくと飲んでたのですが、飲み進むにつれ「塩味」が残る感じで、少々塩辛く感じました。まぁ、醤油抑えて?作ってんだろうから、塩でインパクトを持たすというか、出汁を活かすという工夫がしてある結果だろうと思います。



スープも全ていただきました~(*´∀`)ここはリピーターになりそうだなぁ。



で、先述した通り塩っけが少々強かったので、のどが渇いて
「COFFEE SHOP LOS」

ここの店好きなんだよな~♪
気さくなマスターも、BGMのJazzも、コーヒーもだけどなにより

壁にびっしりと書き込まれた落書きが(^O^)


80年代な感じがするし、落書き一つ一つをみながら落書きを書いた人のドラマを妄想するのが好きなんですよね~。


今日はかき氷とアイスコーヒーいただきました♪

2012年9月8日土曜日

ラーメン食べ歩き その5(一番)


元気ですかっ!
元気があればなんでもできるっ!



…というわけで行って来ましたよ。栗原の「一番」へ。

新浜の「尾道一番」でも,土堂の「壱番館」でもございまっせん。栗原の「一番」です。


19時過ぎくらいに入店。
店内は観光で来られたのであろう家族が一組,タクシーの運転手が1人。僕を含めて3組のお客。



僕の行った時間帯ではガタイの良いおねーさんが2名で店を切り盛りされてました。黒地に白い文字ででかでかと「一番」って書いてあるTシャツを着て,頭に布巾を巻いて…。そう,その姿はまるで往年のプロレスラー「ハルク・ホーガン」



今店内で『Voodoo Child(ジミ・ヘンドリックスの名曲 調べてね♪)』が流れだしたら,エアギターしながらの入場パフォーマンスを見せてくれるんだろうか?



…そんな事を考えながらおねーさんを見ていると( ゚д゚)ハッ!


やばい…目があった。アックスボンバーで失神させられる
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



ココはおとなしく座っていよう。舌をだしたままリング…いやいや,カウンター席の上で気絶させられるのも嫌なので。



とか思いながらカウンター席に目をやると…テーブルの上にはボールに盛られた大量の白い何かが。



なんだろう?と思い白い何かが持ってある近くのカウンター席に着席する。とりあえずチャーシュー麺をオーダーし,白い粉を近くでよ~く見てみる…嗚呼…大量の『味の素』でしたわ
(;´Д`)



前にも書いた事あるかと思うけど,僕は化学調味料を否定しているわけではないです。実際これを上手に使っているラーメン屋さんもあるし,僕も家で調理するとき,どうにも味が纏まらない?ばらつく?って時には使ってまとめたりしてます。


が,


これを山盛りボールに盛って,カウンターに飾って?おくのはどうなんだろうと(´・ω・`)
「うちは多量の化学調味料使ってますけど,なにか?」という開き直りなんだろうか,はたまた「うちのラーメンで何か足りなかったらご自由にどうぞ♪」というサービスなのか。



いずれにせよ,客にいい印象は与えないような気が。化学調味料と聞いて拒絶反応示すひとって案外多いと思うし。(まぁ,そういう人に限って使用してあることに気付かなかったりするんだけど。)



しかし,珍しい光景ではあるので,写真に取る?どうする?とスマホ片手に自問自答していると,厨房から視線が。



店員のおねーさんがこっち見ながら右肘をL型に曲げて,曲げた方の肩に左手を置き,首と右の肩をグリングリン回している。

やばいっ!アックスボンバーがくるっ!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



とっさに席を立ち上がりコミックを探すフリをする。
カラーボックスから「シャコタン☆ブギ(嬉しいね(*´∀`))」を手に取り席に戻る。エンスー族になった岡崎くんの話を読み終わった頃に

「はい,チャーシュー麺です♪」


と。オーダーから出てくるまで10分ってところでしょうか。


さぁ,「新日本プロレス」のことも「シャコタン☆ブギ」のことも忘れてラーメンレビューを。



まずは香り…


うへぁ(;´Д`) 
不意打ちでアックスボンバーくらっちゃいました。

動物系の油の香りって言えば聞こえがいいですが,悪く言えば「獣臭い」



鶏がらの他に豚も使ってるんでしょうか。それとも背脂のニオイ?好きな人は好きかもしれませんが,僕はちょいと苦手ですねぇ。豚骨ラーメンが嫌いってわけじゃないですよ。ただ,美味しいとんこつラーメンは臭くない!ってのが僕の中ではありますねぇ。



スープは豚骨を使っているにしても,白濁してない,澄んだ茶褐色。やっぱ背脂のニオイか?



その背脂ですが気持ち程度にパラパラと浮かんでます。



麺は細~中くらいのストレート(やや縮れ)


早速スープを口に含んでみる。
…やっぱり獣臭い。けどニオイさえクリアできれば動物系が前に出ている+魚介系のコクのある良い醤油スープ。味の素が嫌味な感じに主張してない。やはり味をまとめる程度につかってあるのかも??



麺は…まぁ普通です(^_^;)平麺のほうが合うかもって余計なこと思っちゃいました。



チャーシューは分厚く切ってあり,柔らかく美味しいです。



やはりニオイがきになるので,テーブルコショーをわりと多めにかけて食すとあら不思議!普通に美味しいスープに早変わり。



…しかしこの方法は喉が渇く(;´Д`)



お冷はセルフなのでグラスをとってきて,水を注いで飲もうと…飲もうと…飲もうとしたのですが…コップが汚い( ;∀;)



ガラスのコップが付着物によって白く曇ってるの。



僕がとったグラスがたまたまそうだったのか,すべてのコップがそうなのは真意の程はわかりませんが。兎に角,お冷リセットなしで最後まで食した僕は,誰から見ても「燃える闘魂!」であったろうと思いました。



途中,観光客家族の携帯電話に電話がかかってきて



「今,尾道ラーメンたべてるのっ♪」

と話しされてましたが,おそらく電話のお相手から「美味しい?」って聞かれたんでしょうね。


店員の顔色を急に伺ったかと思うと,

「うっ…う~ん,まぁ…」


と答えられてました。そりゃそうだ。堂々と
「不味いぞ,コノヤローっ!!」って言ったらアックスボンバー,舌を出しての失神が待ってるもんな。



しかし,ここ「一番」はこれでもかっ!てくらい尾道ラーメンってのをうたってるのね。
まぁ,これを美味しいと評す人もいると思うので,一概には言えないけど,これをよそから来た人に尾道ラーメンの味って思われるのは…どうなんですか?尾道の人。



あ,ちなみに僕は現住所は尾道ですが,生まれ育ちとも,尾道の人ではないです。
…でもちょっと嫌かな(´・ω・`)


一番 ハルク・ホーガン(Itch Ban / Hulk Hogan)


2012年9月3日月曜日

ラーメン食べ歩き・番外編 その1(喫茶ゆーゆー)


本当は食べ歩きブログのために本通りの“とある店”を目標に行ったのですが…日曜日の正午だったこともあり,店の前には行列が。店内も狭いらしくカウンター席しかないとのことで,カミさん,子供同伴(ベビーカー)のため目当ての店を断念。


それでもお腹は減るので,近くの『大和湯(喫茶ゆーゆー)』へ。


ここは観光客を相手にしたお土産物屋さん&喫茶店って感じでしょうか。もともと銭湯だったところを改造して営業されているようです。


今回は番外編ということにさせて頂きました。だってここは喫茶店だもの。


水もセルフだとか,カウンターにおばちゃんがガンっ!と置くだとか,無論マスターがカウンターをコップ滑らせて提供するだとかではなく,こんなので出てくるんですよ。


カレーでも食べようかと思っていたのですが,メニューに「金ごまラーメン」なるものを発見。


…いや,正直期待してないですよ(´・ω・`)?



だって喫茶店でラーメンって。。。しかしラーメンブロガーとしてここは「金ごまラーメン」を注文することに。



オーダーし,出来上がりを待っていると,デジイチを片手にナップサックを背負った,いかにも「青春18きっぷ」で来ましたふうなメガネをかけた華奢な若い男性が来店。


店内で写真撮影しながら店員さんと話ししている。
どうやら彼は愛知かどこかからきた大学生で,思いつきで観光地を回ってるらしい。先日は富山に…とか説明されている。



店員が店についての説明をされる。



「ここは明治時代に創業した銭湯だった場所で,20年前に廃業したところを喫茶店として…。真ん中で仕切ってあってこっちが男湯,こっちが女湯で,そこが洗い場だったんですよ。丁度あのあたりが洗い場で…。」

うほぉぃ♪どうやら僕は『女湯の洗い場』にてラーメンを待っているらしい(*´∀`)


女湯の洗い場にてラーメンを食す!こんな浪漫がどこにあろうか。
僕の脳内に女湯の洗い場の情景が浮かんでくる。


豆絞りで前を隠しつつ恥ずかしそうに入ってくる綾瀬はるかさんや鈴木京香さん。


綾瀬はるかさんがラーメンを待っている僕に気づき,近寄ってくる。彼女は僕に見られている恥ずかしさからか,はたまた,浴室内の暖かさからか顔がほんのりピンク色に染まっている。


そして,僕の前で直立したかと思うと,伏せ目がちで唇を震わせながら


「先生,揚げ出し豆腐にございます。。。」


とおもむろに前を隠している豆絞りを外す。


「ほほぅ♪これは立派な揚げ出し豆腐。どれ…」


僕は顕になった目の前の揚げ出し豆腐に…。





「金ごまラーメンおまたせしました~っ♪」



…ヲイヲイ(´・ω・`)


これから綾瀬はるかさんの揚げ出し豆腐と戯れようとしている時に現実に強制送還しやかって。
…あれ?心なしかカミさんの視線が痛い…僕が余程にやけてたのかもしれない( ;∀;)



子供よ。こんな大人になっちゃあダメだぞ?と思いながらのラーメンレビュー。



まずは香り。
うん。金ごまの香ばしいいい香りが(*´∀`)食欲をそそりますなぁ。


見た目はキレイな茶褐色で,尾道ラーメンらしい醤油ベースのスープ,麺も平麺。しかし金ごまの香りに消されてか,もともとなのか魚介の香りはまったくないです。


で…わかっちゃいるんですが,スープを一口。
うん。醤油とカツオっぽい何かと…化学の…あじ◯素の味
(;´Д`)



誤解のないように言っておきますが,けっして不味いわけじゃぁないですよ?むしろ下手なラーメン屋さんより美味しいかも?です。



店の人に確認したわけではないですが,多分,お土産用のラーメン+擦った金ごま。あと申し訳程度のチャーシューとメンマ。ですから麺も一応平麺なのですが,ハリだとか歯ごたえだとか求めちゃダメなんです。


こういった喫茶店だとか,居酒屋で提供されるラーメンって大抵が「お土産用ラーメン」です。


そりゃそうですよね,お客がラーメンを頼むかどうかもわからないのに,スープを何時間もかけて作って,常にガスで温度を保ってるわけには行かないですから。



で実際に化学調味料を使っているのかどうかなんてわかりませんが,エキスを濃縮してる時点で化学っぽい味になっちゃいますよね。まずくはないけど,雑味が混ざるしキレがなくぼやっとしちゃうというか。


いや,化学調味料も使って「美味しいラーメン・キレのあるラーメン」を提供している店も知ってますので,一概には言えないかもなのですが(;´Д`)


まぁ,美味しく完食しましたが♪コレをラーメン屋とカウントするのは少々乱暴な気がするので「番外編」ということで。




ラーメンとは全く関係ないですが,尾道本通り商店街で6月始め~7月終わりくらいまで開催されている「土曜夜店」にて,ここ大和湯が出している『チキンカツ』は絶品です。僕とその家は,これ目当てに毎週土曜日に本通り商店街に通ったりしてました。
…普段のメニューにいれてくれればいいのに(´・ω・`)



そして,おみやげに大和湯(もう大和湯って呼んでますが,正式名称は先述のとおり「喫茶ゆーゆー」です)にて購入した『テングソース』


今回購入したのは「ウスター」でこれも美味しいのですが,やはりテングソースといえは「半カツソース」です。最強に美味しいと思います。購入できる店が限られてますけどね。ここ大和湯には置いてないです(^_^;)



そして斜向かいくらいにあるタバコ屋さんで,これを購入。


ええ,ちゃんとタバコ屋さんにもいきましたよ~っ♪ ←誰に言ってんだというwwww